ウクライナ人とチャット上で口論になった話

彼女はウクライナ出身で世界中いろんな国に旅したり、自分で事業経験のある(メディア立ち上げたとか言ってた)面白そうな人だった。詳しくは知らないけどベトナムではゲストハウスを運営してたり、英語の先生をしているようだった。Facebookのグループで家探ししている時にコンタクトしたのをきっかけに何回かメッセージを重ね、一回だけ会って飯食ってお酒飲んでChillった。そこから時たまメッセージのやり取りをするも、自分が英語不得意なこととは別に何か引っかかる感じがした。

 

「ねぇ、この間日本人男性にドタキャンされたんだけどどう思う?」

 

唐突にメッセージがきた。話を聞いてみると最初は2人で会う予定だったそうだが、途中から彼女の友達も読んで4人で会おうと。けど彼にはシェアせず「そういえばあと2人来るからね」と会う直前に伝えたら、色々言い訳をされて来なかったそうだ。

まぁ男側からすれば2人で会いたかったのでしょう。前提が覆されて会う気にならなくなったあるあるパターンだね。と伝えると「そもそも会うということにお互いがagreeしたのだから、誰が来るかとか関係ないじゃん」と言ってきた。それはそれでロジックは通っているが、男女が会うとなるともう少し人の気持ち思いやれよなー的な気分にならなくもなかった。

それからしばらくして、自分のインスタのストーリーにコメントがきた。久々だなと思ったら「明日ウクライナに帰ることになった」とのことだった。まじか急だな。ベトナムでベストフレンドが出来なかったらしい。もっと自分が求めている世界に行きたいと。一度ウクライナに戻って日本に行くためのVISAを取るとのことだった。頑張ってーと伝えると、明日帰るから今日の夜会えないか?と聞かれた。

ちょっとならいいよと連絡すると、色々注文をつけてくる。何時にここに迎えに来て欲しい。これとこれを買わなくちゃいけなくてショッピングモール行きたいから付き合って。なんだよおれは足かよ、勝手な奴め。そんな感情を抑えつつ、まぁ最後だから見送ってやろう。そう思い夜9時に指定の場所に行く約束をした。会う時間も決まったのでメッセから離れ英語の勉強をしていた。20:30頃に携帯を確認するとめちゃくちゃメッセがきていた。

 

8時には家に帰れそう」

「ちょっと早くきてくれる?」

「ねぇメッセージみてる?」

10時からゲストが来ることになったから早くきて」

Because 洗濯したりとかしなくちゃいけないから」

 

全部知るかよ!と思い、今までのやり取りを思い出した。こんな感じで嫌気がさして日本人男性も行きたくないと言ったんじゃないか?「ちょっと勝手過ぎないか?それなら行く気無くすわ」と言うと、

 

「なんだよもう!アジア人みんなそうだな!」

 

さすがの菩薩な自分でもカチンときた。もう行く気になれない。やめよう。と。

 

「でも私たちは会うことに同意したよね?」

「なんであなたたちは同意したことを覆すの?」

 

ここから激論が始まった。

 

「前提が変われば同意したことは不問になるでしょ?普通は」

「約束の時間を変えたのはあなただよね?」

「ちょっと早く来てってだけじゃん。別に時間通りでもよかったのに。」

10時からゲスト来るとか聞いてないし、時間通りで大丈夫ならなんで早く来てっていうの?」

「早く会えたら長く一緒にいれるじゃない?何言ってるの?一緒にいれる時間が長くなるのに、私達にとって良いことのはずなのに。なんで行かないって。I can’t understand.

 

そんなやり取りが続き自分でもわけわからなくなり「なんだ差別的な見立てだなおい!アジア人一括りに見やがって!てめー中心に世界は回ってねーんだ!振り回される身にもなれ!」というようなことをもう少し柔らかく伝えた。

彼女も差別的だと言われ、はっとなったのか、「ごめんなさい、私が言っているのはそういう人もいるという意味で」「あなたが来てくれたらちゃんと説明するわ」

 

なんでお前の説明聞きに行かなきゃあかんねん。

もうコミュニケーション取るのもめんどくさくなり、「あなたの考えは理解した。でも私は行く気に今はなれない。ごめんね。」と伝えた。後で頭が冷えた思ったことは、「自分もベトナム人は~とか無意識に言ってるな」「それも相手からは差別的に囚われなくもないな」とも思い、人の振り見て我が振り直せではないが非常に反省する出来事となった。結局会わないことになり、お互い元気でねーと最後は円満(社交辞令かもだが)にさよならした。次の日になり「今からモスクワ経由で帰るわ~。また日本で会いましょう。lol 」と連絡がきたのには寒気がした。

 

国際間同士で起こる問題は言語の意思疎通ではなく前提認識が違うこと。そしてその違いに気付いていないことだと改めて思いかえる事案だった。

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